先端の医療。快適な居心地。高度な技術とまごころのこもった医療をめざしてます。
皇居を臨む『半蔵門病院』は、1975(昭和50)年に開院しました。以来40余年、常に最新の医療技術を携え、皆様の健康を守り続けてきました。
「患者さんに信頼され、広く社会に貢献する病院」を目指し、職員一同、日夜研鑽を重ねています。
当院は、治療ばかりではなく、精神面をも支えることが医療だと考えています。そのため患者さんやご家族が職員と気軽に語り合えるよう、家庭的で暖かな雰囲気づくりに努めています。
また、物理的・人的ともに最新の医療を提供できるよう、内外の医療ネットワークを活用した体制を整えています。今後も、皆様の信頼・ご要望に応えられるように、尚一層努力してまいります。
昭和46年 | 日本医科大学卒業 |
平成元年 | 半蔵門病院院長 |
1患者さんに病気の理解をしていただくことが治療の大きな力となる
正しい診断が行われ、適切な治療法が選択されても、患者さんに指示を守って頂かないと治療の効果は上がりません。
喘息薬の一種・β刺激薬の定期的使用法(レギュラー・ユース)が勧められていた時期に、数病院が協力してアンケート調査をしたことがあります。その結果、驚くべきことに医師の指示通りに吸入していたのはわずか38%の患者さんのみでした。
患者さんはご自分で理解できないこと、納得できないことは実行しにくいと思います。単に医学情報を伝えたり、一方的に指示を受けるだけでは進んで実践しにくいものです。医師の指示を守っていただくには、患者さんの希望をよく聞き、問題点を話し合い、疑問や不安を取り除くようにして、医師や看護師、その他医療従事者と患者さんとの良好なパートナーシップを築く必要があります。
2正確な知識と理解を得ていただくことが治療の基本となる
患者さんにご自身の病気について理解していただくのには、BerlinとFowkersという医師が以下の「LEARN」と呼ばれる5つのポイントをあげています。(Falvo DR.Effective patient education. A guide to increased compliance. 第1版翻訳 医学書院1992)
以上のように、患者さん方にはご自分の病気について十分にご理解いただいた上で、私どもと協同で病気の治療や管理にあたりたいと考えています。
アレルギー呼吸器内科 灰田美知子先生に初めておかかりになる方(初診の方)の診察は、毎週水・土曜日の午前中と不定期で月曜日午前中に外来診察いたします。(要電話予約)
電話予約の時間は、月~土曜日 14:00~16:30の間でお受け致します。(03-3239-3355)
昭和50年 | 東北大学医学部卒業 虎の門病院内科 東京大学物療内科 |
平成3年 | 半蔵門病院内科および アレルギー科医長 東大病院呼吸器内科非常勤医員 |
平成11年 | アレルギー学会認定指導医(評議員) |
「今日の治療薬」(共著)
「灰田美知子のぜんそくの最新治療―正しい知識と自己管理で発作を起こさない生活を」
「気管支喘息の臨床」
その他、多数
●独立行政法人環境再生保全機構(旧:公害健康被害補償予防協会) 患者さんにとってご自分の病気を理解していただくことはとても大事です。時間をかけて徐々にご自分の病気について勉強し、理解していただければと思います。 環境再生保全機構ホームページは、気管支喘息について比較的、分かりやすく解説してあります。気管支喘息の知識のステップアップにご利用ください。 ただし、何かご自分との治療の関係で分からないことなどありましたら必ず担当の先生、もしくは直接、内科担当の灰田美知子医師にご相談ください。 |
●EPAREC (エパレク) 環境汚染等から呼吸器病患者を守る会 エパレクはボランティア会員の手で、ぜんそく、アレルギー、COPDなどに関する知識の啓蒙や環境改善を目的として、オープンセミナー、熟練患者(EP)による学習会、広報活動(市民に向けた情報提供、医療者や患者に向けた情報提供)、調査研究、禁煙キャンペーン、行政に対する働きかけなど、さまざまな活動をしていきます。 |
- 心臓疾患、血液疾患 -
胸が痛い・苦しい・違和感がする・動悸がするなどの症状がある方はぜひ受診して下さい。
症状がなくても、高血圧や高コレステロール血症、糖尿病(血糖値が少し高いという方も)などがあり、心臓や血管のことが心配という方はご相談下さい。
患者さまとよく相談し、よい検査・治療が受けられるよう尽力します。
心疾患にならないための生活習慣病(高血圧、脂質異常、糖尿病)の管理も行います。
通常の処方や生活習慣のアドバイスの他、専門的治療は心臓血管研究所附属病院にて私が拝見します。
(適宜専門の先生へも紹介いたします)
昭和57年 | 慶應義塾大学卒業 |
糖尿病は、遺伝と生活習慣に深く関わっている病気です。日本人は、太っていなくても糖尿病になる方が多く、欧米人とはかなり異なっています。
糖尿病は、血管や神経系、眼や腎臓の合併症をひきおこします。また、膵臓がんをはじめとして、様々ながんの発症率も高く、全身に影響を及ぼす病気です。
糖尿病の治療薬は新しいものが次々に出てきており、治療の巾が広がりました。
早期発見、早期治療が大切ですし、その後の根気強い治療が必要です。
一緒に治していきましょう。
糖尿病、高血圧、高脂血症の患者様を多く診ています。
血糖・血圧・コレステロールや中性脂肪が高いといわれた方、脳卒中や心筋梗塞が心配な方などは、ぜひ受診してください。
ひとりひとりの患者様のおかれている状況やご本人の希望などよくお聞きして、いわゆる「テーラーメイドの治療」を心がけています。
糖尿病の患者様に関しては、ごく軽度の食事療法・運動療法でコントロール可能な方から、インスリン頻回注射を要する方、合併症が進んだ方など幅広く治療します。
血圧、高脂血症に関しては、最近よいお薬があるので、内服治療を中心にしています。
昭和61年 | 順天堂大学卒業 |
昭和50年 | 日本医科大学卒業 |
診療で心がけていること
下肢静脈瘤の正しい診断、適正な治療法について(手術の必要性など)優しく説明します。他院での治療方針に疑問な方や、再手術を希望されている方にも、セカンドオピニオンとしてお答えします。
私の外来は第一・三週月曜午後で予約制です。
予約は日・祭日を除く毎日午後2:00~4:30に電話で予約をとります。
病院(3239-3355)に電話下さい、お待ちしています。
私が独自に開発した、心臓血管外科のマイクロ技術を応用した下肢静脈瘤の根治手術(抜去切除術)です。
創は5mm以下で美容的外科的に皮膚の内側から閉創するので、抜糸もなく、翌日からシャワーが可能です。
創も目立ちません。日帰りも可能で、保険適応です。